JWM 設定 手引き書(1)

2017年8月5日土曜日

子犬で使われている JWMウインドウの仕様書をネットを検索してたら発見しました
子犬の設定ファイルに照らし合わせて見てみようとのシリーズです
子犬に使用しているバージョンによって仕様が異なります

トレイ (/root/.jwmrc-tray)編
<JWM>
<Tray autohide="off" x="0" y="-1" width="0" height="30" layer="above" layout="horizontal" halign="left" valign="bottom" >

autohide自動で隠れる
JWM v2.3.    left(左), right(右), top(上), bottom(下),デフォルト:off(無効)
JWM v2.2.    false(無効) , true(有効)      デフォルト:false(無効)
xレイのx座標
画面の右側からのオフセット距離
yレイのy座標
画面の下部からのオフセット距離
widthレイの幅
0は、トレイに含まれる内容とレイアウトに応じて最適な幅を計算する必要があることを示す 負の値は、画面の幅から幅を減算する必要があることを示す。 0がデフォルト
heightトレイの高さ
0は、トレイに含まれる内容とレイアウトに応じて最適な高さを計算する必要があることを示す 負の値は、画面の高さから高さを減算する必要があることを示す。 0がデフォルト
layerトレイのレイヤー
デフォルトは above(上面) 他にbelow(下面), normal(),
layoutトレイのレイアウト
デフォルトは horizontal(水平) 可能な値は horizontal(水平)およびvertical(垂直)
halignレイの水平方向の位置合わせ
デフォルトは fixed(固定)です。 可能な値は fixed(所定)で, left(左), center(中央), right(右)
valignレイの垂直方向の位置合わせ
デフォルトは fixed固定です。 可能な値は fixed(所定), top(上), center(中央),,bottom(下)

<TrayButton label="Menu" icon="puppy.svg" >root:3</TrayButton>
<TrayButton popup="Show Desktop" icon="/usr/local/lib/X11/pixmaps/x48.png">showdesktop</TrayButton>

TrayButtonトレイにボタンを追加
属性
label:表示するラベル
icon:表示するアイコン
popup:ポップアップで表示するテキスト    デフォルトはラベル
exec:program:プログラム実行
showdesktop:現在のデスクトップ上のすべてのウィンドウを最小化する
root:n:ルートメニューを表示

<Pager/>

Pagerトレイにワークスペース表示を追加
属性
labeled:デスクトップのラベルの表示    デフォルトはfalse(無効)  true(有効)

<TaskList maxwidth="200"/>

TaskListトレイにタスクリストを追加
属性
maxwidth:項目の最大幅    デフォルトは0
labeled:項目のラベルの表示    デフォルトはtrue(有効)  false(無効)  JWM v2.3.6の新機能
height:項目の高さ    デフォルトは0  JWM v2.3.3新機能

<Dock/>

Dockシステム通知用のドックの追加
_NET_SYSTEM_TRAY_Sn選択を使用するプログラムで使用できる
Dockのサイズはトレイのサイズと含まれているアイテムの数に基づいて動的
JWMのインスタンスごとに1つのDockのみが許可
属性
spacing:ドック内のアイテムのピクセル数    デフォルトは0    v2.3.7の新機能
width:ドック内のアイテムの最小幅    デフォルトは0

<Swallow name="xload" width="32">xload -nolabel -bg "#888888" -fg "#222222" -hl "#4C7CC1"</Swallow>

Swallowプログラムをトレイに表示する (実行するコマンド)
属性
name:トレイで実行するコマンドの名称
width:表示幅    デフォルトは0
height:表示高    デフォルトは0

<Spacer width="4"/>

Spacer空き空間の追加
属性
width:幅    デフォルトは0
height:高さ    フデォルトは0

<Clock format="%a %d %b %l:%M %p">exec:minixcal</Clock>

Clock時計の追加
属性
format    デフォルトは %I:%M %p.
zone:タイムゾーン    デフォルトはローカル
width:幅    フォルトは0
height:高さ    フォルトは0
</Tray>
</JWM>

補足
<TrayButton popup="CONSOLES
- Left click: rxvt
- Middle click: LXTerminal
- Right click: urxvt" icon="console.png">
<Button mask="1">exec:rxvt</Button>
<Button mask="2">exec:lxterminal</Button>
<Button mask="3">exec:urxvt</Button>
</TrayButton>

属性:mask
特定のマウスボタンに対して実行するアクションを指定する
1:右クリック、2:中クリック、3:右クリック

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